【書評】『爆速経営 新生Yahoo!の500日』
レビュープラスさまより献本いただきました。
爆速経営 新生ヤフーの500日
「読みたいなぁ」と思っていたところ、追加募集していたので応募したら当たったのですが、、、。この書籍の内容がゼンゼン身に付いていない、書評公開が爆遅になってしまいました。すみません。
そもそも、なんで読んでみたいかと思ったのは、、Amazonの本書説明文にある、以下の内容でした。
組織を変えるということは、つまるところ、人の向上心をどう引き出すかにある。
熾烈な競争に勝ち抜くためには、綿密な事業戦略や卓抜なサービスはもちろん必要だ。
だが、それらを担い、生み出していくのは社員に他ならない。
であるならば、社員が生き生きと活躍できる環境を用意し、思う存分力を発揮してもらうことが
経営者として一番重要な役割ではないか――。宮坂の言葉は、変革を志向する多くのリーダーに響くはずだ。
で、私がどういかしていきたいかと言うと、子どもの教育や育児に関してなのですが、、、そちらにも応用できそうな、フレーズで溢れています。
成長するには古いものを一新しなければ行けず、特に人事が重要です。そして、あれだけの巨大な組織を爆速で動かすには、原則をすべての社員の心に染み入る、わかりやすい言葉で伝える必要があります。
「経営者が自分の判断に迷うのは、目標が明確ではないからだ」
なので、目標を明確にする、つまり、
「まず、登るべき山を決める」
望む結果を命じする必要があります。
子どもに当てはめると、
ただ単にお手伝いや勉強しろ!と言うだけでなく、
「こういういいことがあるから、これをしましょう」って感じに伝えると、子どもも納得して動いてくれます。それも、自発的に。
そして、
「見られるからこそ社員は輝く」
ですが、子どもも常に見守り続けて、きちんと評価してあげることで、Yahoo!の社員のように、輝いてくるのです。
子どもにたいしても、「アサインよりもチョイスを増やす」ことで、より好ましい選択肢を選ぶことができ、その内容に責任が持て、頑張れるのです。
「イノベーションには会議より会話」は、まさにその通り!
改まった場所では言いにくいことでも、自由な会話の場を増やすことで、より関係が深まり、思いがけないアイディアや代案が出てきたりします。「むりかな?」と思い込んでいたことも、すんなり実現したりとか、、、(これは私の職場での実体験ですが)
そんないろいろなことを自分との環境と照らし合わせながら、ドラマ仕立てのごとく、読み勧めることができました。
巻末の参考書籍リストも、本当に参考になります。いくつか読み勧めてみたい。
読み始めると、すんなり新生Yahoo!の世界に入ることができます。
ところで、「Yahoo!グループ」サービス終了も、この流れの一貫なのですかね。
そこまで切り捨てるのは、ちょっと寂しい気がしますが、、、、。
まえがき
【1章】 革命前夜 ヤフーが一番つまらない!
【2章】 電撃指名 53番目の社員に託された命運
【3章】 改革始動 まず、登る山を決める
【4章】 前例破壊 異業種タッグが既成概念を壊す
【5章】 爆速誕生 "言霊"が組織を動かす
【6章】 再活性化 見られるからこそ社員は輝く
【7章】 試行錯誤 「! 」を生み続ける組織へ
あとがき
参考図書・ヤフーの経営陣がオススメする書籍一覧
新生ヤフーの改革プロセス
新生ヤフーを率いる12人
関連記事

【書評】鉄ちゃんにはたまらない!スピード感のある絵本
こんにちは、3人子持ちのゆきるんです。 すでに上の子は中学生ですが、末っ子がやっと小学生になったばかり。 「この絵本、かっこいい!」と読み出し…

【書評】発信力を付ける人に?!『もしも、あなたが「最高責任者」ならばどうするか?Vol.1』
手にとってみました ケースはすべて「あなたが●●の責任者ならばどうするか?」という質問形式。 まさに今、問題に直面している企業/政府責任者の立…

【書評】0.1秒っで難題を解決するだと?!「インクルージョン思考」
こんにちは、11月も半ばになって、寒くなりましたね~。手が凍えてしまいます。 で、煩悩が多くて悩みも多くて、そしてなかなか前に進まない……