本と映画


仕事はもちろん、PTA役員やママ友飲み会?など、その他細々などでもメールを書かない機会はないっていいほどほぼ毎日書いています。

でも、私書くのが遅いんです…できる人ほどメールの返信が早いのですが、どう書いていいか悩んでいるうちに時間が過ぎるという悪循環。

メールを書いても反応がないのはつらいですね。

そんな私に、メンタリストDaiGoさん著の「人を操る禁断の文章術」は、悩まずにさっさと相手を動かすメールの書き方を伝授してくれています。

このフォーマットに従えば、あまり悩まずにメールを書くことができます。

 

まず下から書く(追伸)

相手に動いてもらいたい欲望を、まず追伸(P.S.)に、盛り込みます。なんで?それは、「ツァイガルニク効果」という、「人間は、達成した課題よりも、達成されなかったことや中断されていることをよく覚えている」という記憶の仕組みを利用するのです。「まだ続きがある」ほうが記憶に残ります。

区切りのついていなもの、終わっていない話は、必ず脳のどこかで考えられ続けています。 (P.208)

まず追伸に、伝えたい「願望」や「相手に行動させたいこと」を盛りこみます。効果的な追伸の書き方は、クライマックスを作る…つまり「上げて、下げて、また上げる」を心がけるとより効果的になります。

次に本文を3行で

その次に、本文を書いていきます。ここでポイントは3行にまとめること。だって、長い文章は、特にメールだと読む気が失せますものね。

では、何を書くか?以下の2つです。

  1. 「書き出し、ポジティブ」な挨拶
  2. 具体的な「用件」

まず名乗り、ポジティブな挨拶を返します。

「おはようござます」といった感じの物です。

ここでよく使われる、「お疲れ様です」は、「お疲れ」というネガチブな言葉が含まれているので、あまり望ましくないそうです。ドキッ!

元気さが伝わる言葉に置き換えるのがいいかと…書いている本人もポジティブになれますしね!

そして、本件であるところの「用件」を書きます。

ここでポイントなのは、用件の内容は完結させることです。追伸で読ませるクライマックスにつなげるためです。ここで一息つかせることで、最初に書いた「追伸」が、相手の心に響いてくるのです。

最後に、開きたくなる件名(タイトル)をつける

上記の内容をふまえて、メールのタイトルをつけていきます。

書くべきは、「できるだけ発信者(メールの書き手)、開きたくなる心を動かすタイトル」。

要は、「開きたくなるメールのタイトル」にすること。面倒であれば、最低でも、自分の名前を記載すべきでしょう。そして、本文の内容が簡潔に分かるように書いて、読んでもらえればしめたものです。

上記の手順とルールを守りさえすれば、後は内容を盛り込むだけでメールを仕上げることができます。

今回は、メールの書き方に特化してまとめてみましたが、メールだけでなく、キャッチコピーや人に何か伝える文章を書く場合のテクニックがてんこ盛りです。「上げて、下げて、また上げる」テクニックは、かなり使えそうですよ。詳細は、本を手に取ってみてくださいね。Amazonの「論文作法・文章技術」部門で売り上げトップだそうです。(2015年3月11日現在)

ブログなども書くのに時間がかかってしまうのですが、読書が苦手な方もすらすら読みやすいのに内容は濃く、文章を書いていて迷ったときに参考になりそうです。

それにしても、メンタリストのDaiGoさん、しょうゆ顔の(古い!)イケメンですねぇ。すごいな。

最後に、<a href="http://reviewplus.jp/aff544" target="_blank">レビュープラス</a>さまより献本いただきました。ありがとうございました!

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目次
まえがき
第1章 文章が持つ力は∞(無限大)
第2章 「書かない」3原則で人を操る
第3章 人を動かす7つのトリガーで、何を書けばいいかもう悩まない
第4章 あとは、5つのテクニックに従って書くだけ

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