本と映画


格闘家あがりの接骨院オーナーが、1年間で全国に100店舗を作ることができたのはなぜか?

格闘とは全く縁のない私ですが、ついあっという間に読んでしまいました。

111ページというコンパクトな中に、「じゃあどうすれば成功するのか」といったことが読み取れる、なかなか面白い本です。

著者である小楠 健志氏は、「格闘家上がりのだめ治療家」と自分のことを表現していますが、なかなか、世界規模で活躍していた格闘家です。それだけでもすごいのですが、その後立ち上げた、接骨院のマネージメントがうまくいかず…。「黄金のボタン」を掛け違えたことに気づいたところから、成功の道は始まります。

「黄金のボタン」とは?そして成功の秘訣とは?

本書でのキーワード「黄金のボタン」とは…「自分よし、他人よし、公共よし」の、近江商人で有名な「三方よし」です。win-winではなく、all-winを目指す…ここに、さらなる成功の鍵があります。

じゃあ、具体的にどうすればよいのか。
筆者は、ジム経営での成功の方程式を、接骨院運営に当てはめます。
ジャンルは違えど、過去の成功は参考になるのです。

自分の利益も、お客様のことも考えた、じゃあ公共性(=信用)はどうすれば…。

ネタバレになってしまいそうなので、もっと知りたい方は本書をお読みください。

自分に生かすにはどうすれば、と考えてしまうのですが、愛用しているサービスなどからひもといていこうかな、と考えています。

最後に、レビュープラスさまより献本いただきました。ありがとうございました!

目次
第1章 格闘家あがりのダメ治療家は、こうして一歩を踏み出した
 100店舗のルーツは15歳での「病院で治療してもらえなかった」経験から
 一つの夢、格闘技ジムを開設、学校と並行することに
 田んぼの真ん中の悪立地で「おぐすバランス整骨院」開業
 経営を任せた2年後、あり得ない売り上げ状況に愕然!
 問題児のスタッフを入れ替えても、来院者数は減るばかり
 どん底状態の中、「何かのせい」にしている自分に気付いた
第2章 それでも「答えはマーケティング」ではなかった!
 宣伝ツールの活用や無料治療体験会でV字回復へ
 なぜすぐにマーケティングをやらなかったのか?
 交通事故治療専門のホームページも作成。ジコサポ誕生のヒントに
 努力の結果、患者さんの90%が○○○に流れる構造は変わらなかった
第3章 おぼろげながら見えてきた「黄金のボタン」
 ジム経営で成功したことが、整骨院経営にぴたりと重なった
 行政書士とタッグを組み、「交通事故サポート会」をスタート
 田んぼの真ん中の小さな整骨院が、「日本一の実績」をたたき出した!
 NPO法人の設立で、後追いでマネする整骨院を退けたものの……
 自分が成功するだけでは虚しいと気付いた
第4章 「公共性」という黄金のボタンで、全国100店舗へ
 近江商人の「三方よし」に学んだ公共性による広がり
 全国ネットワークを構想。ノウハウはそのまま生かすことに
 第1回目の説明会開催へ。Facebook で想定外の参加申込数が!
「公共性」に共感し、当日参加者18人中、16人が入会!
 不完全なものでも、強い想いがあれば人は共感してくれる
第5章 関わる人のステイタス上げるということ
 構想をさらに練り、ネット入会システムも導入したが……
 全国の支部が説明会を開催。半年後、会員数70カ所を突破
「交通事故専門士」資格の立ち上げと市役所での記者発表
 支部・会員数は全国100カ所以上に! 治療家のステイタスも向上
 あなたのビジネスを「公共性」に結びつけるために~Part1~
 あなたのビジネスを「公共性」に結びつけるために~Part2~
 三次元は「物心両面」。形にするスキルと、使命に向かう想いが必要
おわりに