本と映画

教育関係者である相方から「おもろいで〜」と薦められて読んでみた。

うわ〜、目からウロコが落ちまくり。かなり新鮮で、面白い!

この本によると、「日本の学力が低下している」って騒がれていたけど、読解力以外、実はそうでもないというのが、統計によって明かされている。うわべっつらの数字だけをみて、マスコミが判断してさわいじゃったというわけだ。


で、本題のフィンランド教育について、いや〜感心してしまった。
フィンランドでは、子どもたちが自分から自分のため、自分の将来のために勉強しているというのだ。なので、親や先生が「勉強せい!」と、強制することもない。すべて、自主性に任せているのだ。自発的なので、凄く身につきそうだ。

日本といえば、学力テストで生徒同士を競争させて比べて、発奮させて勉強に追い込むやり方だ。他人と比べてよりよい点数を取るために勉強するのだ。
でも、これって格差を生むばかりで全体の底上げにはならないよね。
相対的なものを基準にしている限り、レベルが下とされた子が頑張っても、全体があがればその子は下のまんまだからだ。それよりは、社会で生きていく最低限の力をつけさせる教育を、絶対的な基準によってなされるべきで、同感。

進学先を選ぶ基準だって、日本じゃ偏差値で決める学生って結構多い。「選んだ学部があなたの専門になるんだよ」って、教えてあげたいよ。滑り止めの大学の経済学部しか受からなかった私は、ウクライナのキエフ大学に留学したとき、そのところを突っ込まれてえらく困ってしまったんだから。
「経済学部だから、将来はエコノミストでしょ?」と先生に何度も言われて、かなりあせった経験を今でも思い出します。

この現状のままだと、日本も近い将来、アメリカ並みに学力格差が広がるらしい。ゆくゆくは、経済的にもゆがみが生じそうだ。というか、ニートの大量発生など、すでに問題が生じている。彼らは目標を失ってしまっているんだよね。

また、日本の子どもって、できることはできるんだけど、与えられたものは完璧にこなすんだけど、自分から計画を立ててしよう、とかが、かなり苦手らしい。社会に出たら、この能力が必要なんだよ!!でも、これは小さいときから鍛えないと、なかなか難しいよね。

なので、我が家の教育方針にかなり影響を与えそうな本です。